专利摘要:
本発明の実施形態は、キャリアの閉じ込めを改善するためにデルタドープされた活性領域を有するレーザー構造体を含む。このレーザー構造体は、n型クラッド層、n型クラッド層に隣接して形成されるn型導波路層、n型導波路層に隣接して形成される活性領域、活性領域に隣接して形成されるp型導波路層、およびp型導波路層に隣接して形成されるp型クラッド層を含む。レーザー構造体は、p型ドーパント濃度が、活性領域のn型側から活性領域を横断して活性領域のp型側まで増加し、かつ/またはn型ドーパント濃度が、活性領域のn型側から活性領域を横断して活性領域のp型側まで減少するように構成される。デルタドープされた活性領域は、改善されたキャリアの閉じ込めを提供するとともに、ブロッキング層の必要性をなくし、これによって、ブロッキング層が起こす活性領域に対する応力を減少させる。
公开号:JP2011507304A
申请号:JP2010539410
申请日:2007-12-28
公开日:2011-03-03
发明作者:フレウンド,ジョセフ マイケル
申请人:アギア システムズ インコーポレーテッド;
IPC主号:H01S5-323
专利说明:

[0001] 本発明は、レーザー構造体などの導波路装置に関する。より詳細には、本発明は、導波路装置の活性領域からのキャリア流の抑制が改善された導波路装置に関する。]
背景技術

[0002] 半導体レーザーなどの導波路装置は、光学通信システム、消費者向け光学製品、および他の用途にも光源として広く使用されている。従来の多くの半導体レーザー構造体は、レーザー構造体の活性領域からのキャリア流を抑制するための電子ブロッキング層および/または正孔ブロッキング層を含む。米国特許第5,448,585号を参照されたい。このような半導体レーザー構造体には、窒化ガリウム(GaN)レーザー構造体が含まれ、これは、ブルーレイ光学式記録用途に使用される。典型的には、GaNレーザー内のアルミニウム窒化ガリウム(AlGaN)層であるブロッキング層を使用することにより、レーザーの活性領域からのキャリア流を抑制し、これが閾値電流を低下させ、こうしてより大きな最大出力パワーが可能になる。]
先行技術

[0003] 米国特許第5,448,585号]
発明が解決しようとする課題

[0004] 従来、ブロッキング層は、活性領域に直接隣接して、たとえば活性領域とn型導波路層またはp型導波路層との間に形成される。しかし、このようなブロッキング層の形成は、活性領域上の過度な歪みをもたらすことが示され、たとえばブロッキング層と活性領域の熱膨張特性の違いのために、活性領域の亀裂をもたらすことさえあり得る。しかし、活性領域から離してブロッキング層を配置することにより抑制効果は低下する。]
[0005] 別の方法として、n型導波路層内および/またはp型導波路層内にブロッキング層を配置または形成する努力が払われてきた。しかし、このような努力による、活性領域上における歪みの低減の成功は不十分なものであった。また、別の方法として、種々のブロッキング層の材料をn型導波路層および/またはp型導波路層に導入することによってキャリア流を抑制する努力が払われてきた。このような努力で得られた成功も、また不十分であった。]
[0006] したがって、レーザー構造体、およびそれに応じてレーザー構造体内のブロッキング層をなくす方法を利用可能にし、こうして、ブロッキング層を有しない従来のレーザー構造体と比較して、活性領域への応力を低下させるとともに、活性領域内へのキャリアの閉じ込めも改善することが望ましい。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明は、デルタドープされた活性領域を有するレーザー構造体で実施される。このレーザー構造体は、光学記憶装置および光学システム用、ならびに他の用途向けに適している。レーザー構造体は、n型クラッド層、n型クラッド層に隣接して形成されるn型導波路層、n型導波路層に隣接して形成される活性領域、活性領域に隣接して形成されるp型導波路層、およびp型導波路層に隣接して形成されるp型クラッド層を含む。レーザー構造体は、p型ドーパント濃度が、活性領域のn型側から活性領域のp型側まで活性領域を横断して増加するのと、n型ドーパント濃度が、活性領域のn型側から活性領域のp型側まで活性領域を横断して減少するのとのいずれか一方または両方となるように構成される。レーザー構造体が、p型およびn型ドーパントの両方でデルタドープされた場合、ドーピング濃度は、一般に活性領域内にクロス・プロファイルを形成する。別の方法では、デルタドーピングは、活性領域を越えて、一方または両方の導波路領域内、および一方または両方のクラッド領域内へ延びることができる。また、別の方法では、デルタドーピングは、活性領域および導波路領域を越えて、たとえば、一方または両方のクラッド領域内へ延びることができる。デルタドープされた活性領域によって、1つまたは複数のブロッキング層の必要がなくなり、これにより、そのようなブロッキング層によってしばしば生じる活性領域への応力を低下させる。デルタドープされた活性領域はまた、従来、このようなブロッキング層によって与えられたキャリアの閉じ込めの改善ももたらす。]
図面の簡単な説明

[0008] 活性領域のいずれの側にもブロッキング層を含む従来のレーザー構造体の一部分の断面斜視図である。
導波路層内で形成されたブロッキング層を含む従来の別のレーザー構造体の一部分の断面斜視図である。
本発明の一実施形態による、デルタドープされた活性領域を含むレーザー構造体の一部分の断面斜視図である。
本発明の一実施形態による、デルタドープされた活性領域および導波路層を含むレーザー構造体の一部分の断面斜視図である。
本発明の一実施形態による、デルタドープされた活性領域、導波路層、およびクラッド層を含むレーザー構造体の一部分の断面斜視図である。
半導体レーザー構造体の活性領域内へのキャリアの閉じ込めを改善する方法のブロック図である。
アルミニウム窒化ガリウム(AlGaN)ブロッキング層を有する従来の窒化ガリウム(GaN)レーザー構造体のドーピング濃度のグラフである。
本発明の実施形態によるGaNレーザー構造体のドーピング濃度のグラフ図である。
本発明の実施形態による光学記憶装置の斜視図である。]
実施例

[0009] 以下の説明では、図面の説明を通して本発明の理解を深めるために、同じ参照番号は同じ構成要素を示す。また、具体的な特徴、構成および配置を以下に論じるが、これは、例示の目的のみのためにすることを理解されたい。当業者ならば、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、他のステップ、構成および配置が有用であることを認識されよう。]
[0010] 次に図1を参照すると、窒化ガリウム(GaN)レーザー構造体などの従来のレーザー構造体10の断面斜視図が示されている。この種のレーザー構造体は、光通信の用途を含む様々な用途、および光学記憶装置に使用される。レーザー構造体10は、サファイヤ、炭化シリコン(SiC)またはn型砒化ガリウム(GaAs)の基板などの基板12上に形成される。基板12上に、n型クラッド層14、n型導波路層16、活性層または活性領域18、p型導波路層22、およびp型クラッド層24が形成される。別の方法では、追加のバッファ層(図示せず)を、基板とn型クラッド層14との間に形成することができる。先に上で論じたように、従来の多くのレーザー構造体も、活性領域18とn型導波路層16との間の第1のブロッキング層またはストッパー層26、および/または活性領域18とp型導波路層22との間の第2のブロッキング層またはストッパー層28などの、1つまたは複数のブロッキング層またはストッパー層を活性領域18のいずれの側に含んでもよい。] 図1
[0011] GaNレーザー構造体では、n型クラッド層14は、n型アルミニウム窒化ガリウム(AlGaN)または他の適材で作ることができ、p型クラッド層24は、p型AlGaNまたは他の適材で作ることができる。それぞれのクラッド層は、一般に約1〜2ミクロン(μm)の厚さである。また、GaNレーザー構造体では、n型導波路層16は、n型GaNまたは他の適材で作ることができ、p型導波路層22は、p型GaNまたは他の適材で作ることができる。導波路層には、厚さ0.2ミクロン(200ナノメートル)程の薄さになり得るものがあるが、それぞれの導波路層は、一般に約2ミクロン(μm)の厚さである。活性領域18は、GaNまたは他の適材でできており、活性領域が1つまたは複数のバリア層(図示せず)を含むかどうかによって、約10〜50ナノメートル(nm)の厚さとし得る。]
[0012] 第1および第2ブロッキング層26、28は、AlGaNまたは他の適材でできている。それぞれのブロッキング層は、一般に約10〜20ナノメートル(nm)の厚さである。上で論じたように、1つまたは複数のブロッキング層は、活性領域18からのキャリア流を抑制し、これが、一般にレーザー構造体の性能特性を改善する。しかし、ブロッキング層の熱膨張特性が、他の層または領域、特に活性領域と比較して異なるために、活性領域のn型側またはp型側のいずれかに隣接してブロッキング層を形成すると、活性領域上に過度な歪みを生じさせることが示されており、活性領域に亀裂を入れることさえあり得る。]
[0013] 次に、図2を参照すると、たとえばGaNレーザー構造体などの他の従来のレーザー構造体20の断面斜視図が示されている。第1のブロッキング層26が、n型導波路層16と活性領域18との間ではなく、n型導波路層16内に形成され、かつ/または第2のブロッキング層28が、活性領域18とp型導波路層22との間ではなく、p型導波路層22内に形成されること以外は、レーザー構造体20は、図1に示すレーザー構造体10とほぼ同じである。1つまたは複数のブロッキング層が、活性領域18に直接隣接して形成されないが、それでもブロッキング層の熱膨張特性により、どうしてか活性領域18上に過剰な歪みを生じさせる。] 図1 図2
[0014] 次に、図3を参照すると、本発明の一実施形態による、たとえばGaNレーザー構造体などのレーザー構造体30の一部分の断面斜視図が示されている。以下により詳細に論じるように、レーザー構造体30は、活性領域からのキャリア流出を阻止するデルタドープされた活性領域を含む。レーザー構造体30は、いかなるブロッキング層またはストッパー層も含まない。レーザー構造体30は、n型砒化ガリウム(GaAs)基板などの基板32を含む。レーザー構造体30はまた、その基板上にまたは基板に隣接して形成されたn型クラッド層34、およびn型クラッド層34上またはそれに隣接して形成されたn型導波路層36も含む。n型クラッド層34は、n型AlGaNまたは他の適材で作ることができる。n型導波路層36は、n型GaNまたは他の適材で作ることができる。] 図3
[0015] レーザー構造体30はまた、n型導波路層36上にまたはそれに隣接して形成された活性層または活性領域38も含む。以下により詳細に論じるように、活性領域38は、InGaNまたは他の適材で作ることができ、デルタドープされる。レーザー構造体30はまた、活性領域38上にまたはそれに隣接して形成されたp型導波路層42も含む。p型導波路層42は、p型GaNまたは他の適材で作ることができる。レーザー構造体30はまた、p型導波路層42上にまたはそれに隣接して形成されたp型クラッド層44も含む。p型クラッド層44は、p型AlGaNまたは他の適材で作ることができる。]
[0016] 本発明の実施形態によれば、ドーパント濃度が、活性領域38を横断して、すなわち、活性領域38と導波路層の一方との間の境界面での最大ドーパント濃度から、活性領域38と他方の導波路層との間の境界面での最小ドーパント濃度(たとえば、実質的に零)へと、徐々に変化するように、レーザー構造体30の活性領域38は、少なくとも1つのドーパントでデルタドープされる。デルタドーピングを、活性領域38内の陰影部として全体的に示す。]
[0017] たとえば、活性領域38は、活性領域38とn型導波路層36との間の境界面での最小ドーパント濃度から、活性領域38とp型導波路層42との間の境界面での最大のドーパント濃度へと、p型ドーパント濃度が徐々に増加するように、マグネシウム(Mg)などのp型ドーパントでドープすることができる。このようなp型デルタドーピングは、活性領域38内への改善された電子の閉じ込めをもたらす。このデルタドーピングは、ドーパント濃度が、活性領域38を横断して増加するのが、どのような適切な形、たとえば、活性領域38を横断してほぼ線形にドーパント濃度が増加する形であってもよい。たとえば、有機金属化学気相成長法(MOCVD)、分子線エピタキシー(MBE)、または他の適切な領域成長技術などを用いた活性領域38の成長サイクル中に、p型ドーパントのドーピング濃度は、活性領域38が形成されつつあるときにドーピング濃度が徐々に、たとえば、ほぼ線形に増加するように、相応に調整される。]
[0018] 先ほど説明したp型デルタドーピングに加えてまたはその代わりに、活性領域38は、活性領域38内の正孔の閉じ込めを改善するために、活性領域38を横断してn型ドーパントでデルタドープすることができる。n型デルタドーピング濃度は、一般に、活性領域38を横断するp型ドーパント濃度のとは逆または反対で、たとえば、両ドーパントのクロス・プロファイルを形成する。すなわち、活性領域38は、ドーパント濃度が、活性領域38とn型導波路層36との間の境界面での最大ドーパント濃度から、活性領域38とp型導波路層42との間の境界面での最小ドーパント濃度(たとえば、実質的に零)へと徐々に減少するように、シリコン(Si)などのn型ドーパントでドープすることができる。n型デルタドーピングは、ドーパント濃度が、活性領域38を横断してほぼ線形に、または他の何らかの好適な段階的な形で増加するようであってよい。n型デルタドーピングは、活性領域38が形成されつつあるときにn型ドーパント(たとえばSi)の濃度を適切に調整することにより達成することができる。]
[0019] 本発明の代替実施形態によれば、活性領域38の一部分、たとえば、各導波路層に隣接した一部分などは、ドープせずに保ち(たとえばGaN)、活性領域38内へのキャリア流の閉じ込めを強化することができる。このような実施形態では、デルタドーピングは、活性領域38を完全に横断して延びない、すなわち、デルタドーピングは、活性領域38と導波路層の一方との間の境界面から活性領域38と他方の導波路層の間の境界面まで延びない。]
[0020] 本発明の代替実施形態によると、n型デルタドーピングおよび/またはp型デルタドーピングは、一方または両方の導波路領域、すなわち、n型導波路層36および/またはp型導波路層42の少なくとも一部分内に、活性領域38を越えて延びることができる。次に、図4を参照すると、本発明の一代替実施形態、たとえば、活性領域38を横断するデルタドーピングが、一方または両方の導波路層の少なくとも一部分内に延びるような実施形態によるレーザー構造体40の一部分の断面斜視図が示されている。通常、n型クラッド層34、n型導波路層36、活性領域38、p型導波路層42およびp型クラッド層44は、図3のレーザー構造体30内の対応する層または領域と同じである。しかし、図4のレーザー構造体40内で、デルタドーピングは、活性領域38を越えてn型導波路層36およびp型導波路層42まで延びる。このデルタドーピングを、活性領域38、n型導波路層36、およびp型導波路層42内の陰影部として全体的に示す。] 図3 図4
[0021] たとえば、n型導波路層36の成長サイクル中に、p型ドーパントのドーピング濃度は、ドーピング濃度が最小濃度から徐々に増加するように、相応に調整される。p型ドーパントの濃度は、活性領域38の形成中に増加し続け、p型導波路層42の形成中に、最大濃度に達する。本発明のこの特定の実施形態では、n型導波路層36の形成中の任意の時間に、p型デルタドーピングが開始でき、したがって、p型ドーパントの最小濃度は、n型クラッド層34とn型導波路層36との間の境界面でも可能であるが、境界面においてだけでなく、n型導波路層36内のどこにおいても生じ得ることを理解されたい。同様に、本発明のこの特定の実施形態では、p型デルタドーピングは、p型導波路層42の形成中の任意の時間に終了でき、したがって、p型ドーパントの最大濃度は、p型導波路層42とp型クラッド層44との間の境界面でもやはり可能であるが、境界面においてでなく、p型導波路層42内のどこにおいても生じ得ることを理解されたい。また、別の方法として、デルタドーピングは、導波路層の一方の内部で開始および終了する必要はない、すなわち、デルタドーピングは、活性領域を越えて導波路層の一方内にのみ延びることができる。]
[0022] 活性領域38ならびにn型導波路層36および/またはp型導波路層42の少なくとも一部分を、p型ドーパントでデルタドーピングするのに加えてまたはその代わりに、n型ドーパントを用いて、デルタドーピングが、そのような領域および/または層を横断して起こり得る。たとえば、n型導波路層36の成長サイクル中に、n型ドーパントのドーピング濃度は、ドーピング濃度が最大濃度から徐々に減少するように、相応に調整でき、活性領域38の形成中に減少し続け、p型導波路層42の形成中に、最小濃度に達する。p型デルタドーピングと同様に、n型デルタドーピングがn型導波路層36の形成中の任意の時間に開始でき、p型導波路層42の形成中の任意の時間に終了することができる。別の方法では、n型デルタドーピングは、活性領域38を越えて導波路層の一方内にのみ延びることができる。]
[0023] 本発明の他の代替実施形態によれば、p型デルタドーピングおよび/またはn型デルタドーピングは、活性領域38および一方または両方の導波路層を越えて、一方または両方のクラッド層、すなわち、n型クラッド層34および/またはp型クラッド層44内に延びることができる。次に、図5を参照すると、本発明の別の代替実施形態、たとえば、活性領域38および導波路層を横断してデルタドーピングが一方または両方のクラッド層の少なくとも一部分内に延びるような代替実施形態によるレーザー構造体50の断面斜視図が示されている。通常、n型クラッド層34、n型導波路層36、活性領域38、p型導波路層42およびp型クラッド層44は、図3のレーザー構造体30内の対応する層または領域および図4のレーザー構造体40と同じである。しかし、図5のレーザー構造体50内で、デルタドーピングは、活性領域38および導波路層36、42を越えて、n型クラッド層34およびp型クラッド層44の一方または両方の少なくとも一部分内に延びる。デルタドーピングを、活性領域38、n型導波路層36、p型導波路層42、n型クラッド層34およびp型クラッド層44内の陰影部として全体的に示す。] 図3 図4 図5
[0024] たとえば、n型クラッド層34の成長サイクル中に、p型ドーパントのドーピング濃度は、ドーピング濃度が最小濃度から徐々に増加するように、相応に調整される。p型ドーパントの濃度は、n型導波路層36、活性領域38およびp型導波路層42の形成中に増加し続け、p型クラッド層44の形成中に最大濃度に達する。本発明のこの特定の実施形態では、n型クラッド層34の形成中の任意の時間に、p型デルタドーピングが開始でき、したがって、p型ドーパントの最小濃度は、基板32とn型クラッド層34との間の境界面でも可能であるが、境界面においてだけでなく、n型クラッド層34内のどこにおいても生じ得ることを理解されたい。同様に、本発明のこの特定の実施形態では、p型デルタドーピングは、p型クラッド層44の形成中の任意の時間に終了でき、したがって、p型ドーパントの最大濃度は、必ずしもp型クラッド層44の上面でもやはり可能であるが、上面においてでなく、p型クラッド層44内のどこにおいても生じ得ることを理解されたい。また、別の方法として、デルタドーピングは、導波路層の一方の内部で開始および終了する必要はない、すなわち、デルタドーピングは、活性領域および導波路層を越えてクラッド層の一方内にのみ延びることができる。]
[0025] また、活性領域38、導波路層36、42、ならびにn型クラッド層34および/またはp型クラッド層44の少なくとも一部分を、p型ドーパントでデルタドーピングするのに加えてまたはその代わりに、n型ドーパントを用いて、デルタドーピングが、そのような領域および/または層を横断して起こり得る。たとえば、n型クラッド層34の成長サイクル中に、n型ドーパントのドーピング濃度は、ドーピング濃度が最大濃度から徐々に減少するように、相応に調整でき、n型導波路層36、活性領域38およびp型導波路層42の形成中に減少し続け、p型クラッド層44の形成中に最小濃度に達する。p型デルタドーピングと同様に、n型デルタドーピングは、n型クラッド層34の形成中の任意の時間に開始でき、p型クラッド層44の形成中の任意の時間に終了することができる。別の方法では、n型デルタドーピングは、活性領域38および一方または両方の導波路層を越えて、対応するクラッド層の一方内にのみ延びることができる。]
[0026] 本発明の実施形態によるレーザー構造体により、レーザーの活性領域内への電子および/または正孔の閉じ込めも提供するとともに、1つまたは複数のブロッキング層またはストッパー層の必要性をなくす。ブロッキング層またはストッパー層がなくなると、そのようなブロッキング層によって生じる活性領域への応力が低下する。ブロッキング層またはストッパー層がなくなると、レーザー構造体を製造する際に必要な層の成長サイクルの数も減少し、したがって、成長形態が改良され、生産性が改善され、製造コストが下がる。]
[0027] 次に、図6を参照すると、半導体レーザー構造体などの導波路装置の活性領域内へのキャリアの閉じ込めを改善する方法のブロック図60が示されている。方法60は、基板32上またはそれに隣接してn型クラッド層34を形成するステップ62を含む。先に上で論じたように、GaNレーザー構造体では、基板32は、一般にn型サファイヤまたはGaAs基板であり、n型クラッド層34は、一般にn型AlGaNクラッド層である。n型クラッド層34は、一般に約1〜2μmの範囲の厚さに形成される。以下に説明する、他の層および領域を形成するステップと同様に、n型クラッド層34を形成するステップ62は、たとえば、MOCVDまたはMBEなどの任意の適切な手段によって実施することができる。] 図6
[0028] 方法60は、n型クラッド層34上にまたはそれに隣接してn型導波路層36を形成するステップ64も含む。GaNレーザー構造体では、n型導波路層36は、一般にn型GaN層である。n型導波路層36は、一般に約0.2〜2.0μmの範囲内の厚さに形成される。]
[0029] 方法60は、n型導波路層36上にまたはそれに隣接して活性領域38を形成するステップ66も含む。GaNレーザー構造体では、活性領域38は、一般にGaNまたは他の適材でできている。活性領域38は、一般に約10〜50nmの範囲内の厚さに形成される。]
[0030] 方法60は、活性領域38上にまたはそれに隣接してp型導波路層42を形成するステップ68も含む。GaNレーザー構造体では、p型導波路層42は、一般にp型GaN層である。また、p型導波路層42は、一般に約0.2〜2.0μmの範囲内の厚さに形成される。]
[0031] 方法60は、p型導波路層42上にまたはそれに隣接してp型クラッド層44を形成するステップ72も含む。GaNレーザー構造体では、p型クラッド層44は、一般にp型AlGaN層である。p型クラッド層44は、一般に約1〜2μmの範囲内の厚さに形成される。]
[0032] この方法はまた、たとえばp型ドーパント・デルタドーピングのステップ74および/またはn型ドーパント・デルタドーピングのステップ76などの1つまたは複数のデルタドーピングのステップも含む。上で示し、説明したように、p型ドーパント・デルタドーピングのステップ74およびn型ドーパント・デルタドーピングのステップ76のいずれか一方または両方を、層または領域の形成ステップ62〜72のどのステップ中にも実施することができる。]
[0033] 上で論じたように、活性領域38を横断して、たとえば、活性領域38とn型導波路層36との間の境界面から、活性領域とp型導波路層42との間の境界面まで、p型ドーパントの濃度が徐々に増加するような形で、活性領域38は、p型ドーパントでデルタドープすることができる。また、活性領域38を横断して、たとえば、活性領域38とn型導波路層36との間の境界面から、活性領域とp型導波路層42との間の境界面まで、n型ドーパントの濃度が徐々に減少するような形で、活性領域38は、n型ドーパントでデルタドープすることができる。上で論じたように、p型ドーパント・デルタドーピングおよびn型ドーパント・デルタドーピングのいずれか一方または両方を、活性領域38の全体または一部上で実施することができ、したがって、p型ドーパント・デルタドーピングのステップ74および/またはn型ドーパント・デルタドーピングのステップ76を、活性領域形成ステップ38の全体または一部中に実施することができる。]
[0034] 別の方法では、p型および/またはn型それぞれのドーパント・デルタドーピングが、活性領域38を完全に横断して越え、たとえば、1つまたは複数の導波路層の少なくとも一部分内へ延びるような形で、図示したように、p型ドーパント・デルタドーピングのステップ74およびn型ドーパント・デルタドーピングのステップ76のいずれか一方または両方を実施することができる。また別の方法では、p型および/またはn型それぞれのドーパント・デルタドーピングが、活性領域38および導波路層を完全に横断して越え、たとえば、1つまたは複数のクラッド層の少なくとも一部分内へ延びるような形で、図示したように、p型ドーパント・デルタドーピングのステップ74およびn型ドーパント・デルタドーピングのステップ76のいずれか一方または両方を実施することができる。]
[0035] 次に、図7を参照すると、アルミニウム窒化ガリウム(AlGaN)ブロッキング層を有する従来の窒化ガリウム(GaN)レーザー構造体のドーピング濃度のグラフが示されている。このグラフは、ミクロン(μm)単位の形成層の深さの関数としての、インジウム(In)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)およびシリコン(Si)の材料濃度を全体的に示す。上で論じたように、インジウムが活性領域に使用され、したがって、インジウムの濃度は活性領域の形成中に増加する。マグネシウムは、p型クラッド層およびp型導波路層などのp型層に使用される。シリコンは、n型クラッド層およびn型導波路層などのn型層に使用される。アルミニウムは、1つまたは複数のAlGaNのブロッキング層またはストッパー層で、たとえば、レーザー構造体全体を通じて、活性領域のいずれの側にも隣接して、かつ/または他の位置で使用される。] 図7
[0036] 次に、図8を参照すると、本発明の実施形態によるGaNレーザー構造体のドーピング濃度のグラフが示されている。このグラフは、インジウム(In)、シリコン(Si)およびマグネシウム(Mg)の材料濃度を全体的に示す。アルミニウムについてはブロッキング層がないので、その材料濃度は示されていない。論じたように、インジウムは活性領域に使用され、したがって、インジウムの濃度は、図示したように活性領域の形成中に増加する。] 図8
[0037] マグネシウムは、p型クラッド層およびp型導波路層などのp型層に使用される。また、本発明の実施形態によれば、マグネシウムは、p型ドーパントで活性領域をデルタドープするために使用することもできる。グラフで示したように、p型導波路層の形成中、マグネシウム濃度は比較的高く、たとえば、約3.0×1018原子毎立方センチメートル(原子/cc)である。次に、活性領域の形成が始まるとき(たとえば、インジウム濃度が大きく増加するとき)、マグネシウム濃度が約1.5×1017原子/ccに急減する(ドープしない)短期間に続いて、マグネシウム濃度は、最大濃度、たとえば、約1.0×1019原子/ccまで増加する。残りの活性領域の形成中に、マグネシウム濃度は、徐々に減少して、その後最小に、たとえば約2.5×1016原子/ccになる。その後、たとえばp型導波路層の形成中は、マグネシウム濃度は比較的小さく保たれる。]
[0038] シリコンは、n型クラッド層およびn型導波路層などのn型層に使用される。また、本発明の実施形態によれば、シリコンは、n型ドーパントで活性領域をデルタドープするために使用することもできる。グラフで示したように、p型導波路層の形成中、シリコン濃度は比較的小さく(たとえば、約3.0×1016原子/cc)、次いで、活性領域の形成中に、活性領域とn型導波路層との間の境界面で、約1.0×1019原子/ccの最大濃度まで徐々に増加する。その後、シリコン濃度が約1.5×1017原子/ccに急減する(ドープしない)短期間に続いて、シリコン濃度は、n型導波路の形成中に約3.0×1018原子/ccまで増加する。]
[0039] 図示したように、先に上で説明した形で、p型ドーパント(マグネシウム)およびn型ドーパント(シリコン)のデルタドーピング濃度は、活性領域を通してクロス・プロファイルを形成する。]
[0040] 次に、図9を参照すると、本発明の実施形態による光記憶装置が示されている。光学装置は、上で論じた創意に富んだ半導体レーザーの1つなどの、レーザービーム94を生成するための半導体レーザー92を備えた光源90を含む。装置はまた、レーザービーム94をビームスプリッタ96に、それから光記憶ディスクなどの光記憶媒体98に集束し方向付けるための1つまたは複数の平行レンズおよび反射鏡などを含む(96として全体的に示した)適当な光学機器も含む。装置90はまた、光記憶媒体98の特定の部分に光を集束させるための1つまたは複数の追加のレンズ(図示せず)を、ビームスプリッタ96と光記憶媒体98との間に含むこともできる。] 図9
[0041] 光記憶媒体98に反射して返された光は、ビームスプリッタ96によって光学検波器102へ向けられる。光学検波器102は、光情報をデジタル情報に変換するための、1つまたは複数のフォトダイオードまたはフォトトランジスタを含む検波器などのどのような好適な検波器であってもよい。光学検波器102の出力は、検波された光が反射した光記憶媒体98の部分の光学特性により変動するデジタルデータ・ストリームを表す。]
[0042] 添付の特許請求の範囲およびその等効物の全範囲によって定義された本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、本明細書に記載した本発明の実施形態に多くの変更および置換えを加えることができることは当業者にとって明らかであろう。]
权利要求:

請求項1
n型クラッド層と、前記n型クラッド層に隣接して形成されるn型導波路層と、前記n型導波路層に隣接して形成される活性領域と、前記活性領域に隣接して形成されるp型導波路層と、前記p型導波路層に隣接して形成されるp型クラッド層とを備えた半導体レーザー装置であって、前記活性領域を横断するp型ドーパント濃度が、第1の位置での最小濃度から第2の位置での最大濃度へ増加するのと、前記活性領域を横断するn型ドーパント濃度が、第3の位置での最大濃度から第4の位置での最小濃度に減少するのとの少なくとも一方の形でドープされる半導体レーザー装置。
請求項2
前記第1の位置が、前記活性領域と前記n型導波路層との間の境界面にあり、前記第2の位置が、前記活性領域と前記p型導波路層との間の境界面にあり、前記第3の位置が、前記活性領域と前記n型導波路層との間の境界面にあり、前記第4の位置が、前記活性領域と前記p型導波路層との間の境界面にある、請求項1に記載の装置。
請求項3
p型ドーパント濃度が、前記n型クラッド層および前記n型導波路層のうちの一層の少なくとも一部分で最小濃度から、前記活性領域を横断して、前記p型導波路層および前記p型クラッド層のうちの一層の少なくとも一部分で最大濃度へ増加するような形でドープされるのと、n型ドーパント濃度が、前記n型クラッド層および前記n型導波路層のうちの一層の少なくとも一部分で最大濃度から、前記活性領域を横断して、前記p型導波路層および前記p型クラッド層のうちの一層の少なくとも一部分で最小濃度へ減少するような形でドープされるのとの少なくとも一方の形でドープされる、請求項1に記載の装置。
請求項4
前記第1の位置が前記n型導波路層内にあり、前記第2の位置が前記p型導波路層内にあり、前記第3の位置が前記n型導波路層内にあり、前記第4の位置が前記p型導波路層内にある、請求項1に記載の装置。
請求項5
前記第1の位置が前記n型クラッド層内にあり、前記第2の位置が前記p型クラッド層内にあり、かつ前記第3の位置が前記n型クラッド層内にあり、前記第4の位置が前記p型クラッド層内にある、請求項1に記載の装置。
請求項6
前記活性領域が、前記活性領域と前記n型導波路層との間の前記境界面でドープされない部分と、前記活性領域と前記p型導波路層との間の前記境界面でドープされない部分とのうちの少なくとも一方を含み、前記ドープされない部分が、p型ドーパントまたはn型ドーパントを含まない、請求項1に記載の装置。
請求項7
前記p型ドーパント濃度が、前記第1の位置で、約3.0×1018〜約1.5×1019原子毎立方センチメートル(原子/cc)の範囲内で最大濃度を有する、請求項1に記載の装置。
請求項8
前記n型ドーパント濃度が、前記第3の位置で、約3.0×1018〜約1.5×1019原子毎立方センチメートル(原子/cc)の範囲で最大濃度を有する、請求項1に記載の装置。
請求項9
前記p型ドーパントがマグネシウム(Mg)を含む、請求項1に記載の装置。
請求項10
前記n型ドーパントがシリコン(Si)を含む、請求項1に記載の装置。
請求項11
前記活性領域がインジウム窒化ガリウム(InGaN)であり、前記p型導波路層および前記n型導波路層が窒化ガリウム(GaN)であり、前記p型クラッド層および前記n型クラッド層がアルミニウム窒化ガリウム(AlGaN)である、請求項1に記載の装置。
請求項12
半導体レーザー装置を製造する方法であって、n型クラッド層を形成するステップと、前記n型クラッド層に隣接してn型導波路層を形成するステップと、前記n型導波路層に隣接して活性領域を形成するステップと、前記活性領域に隣接してp型導波路層を形成するステップと、前記p型導波路層に隣接してp型クラッド層を形成するステップとを含み、前記活性領域を横断するp型ドーパント濃度が、第1の位置での最小濃度から第2の位置での最大濃度に増加するのと、前記活性領域を横断するn型ドーパント濃度が、第3の位置の最大濃度から第4の位置での最小濃度へ減少するのとの少なくとも一方の形で、ドープ濃度が、前記各形成ステップのうちの少なくとも1ステップで調整される方法。
請求項13
前記活性領域を形成するステップ中に、前記第1の位置が、前記活性領域と前記n型導波路層との間の境界面であり、前記第2の位置が、前記活性領域と前記p型導波路層との間の境界面であり、前記第3の位置が、前記活性領域と前記n型導波路層との間の前記境界面であり、前記第4の位置が、前記活性領域と前記p型導波路層との間の前記境界面であるような形で、ドーピング濃度が調整される、請求項12に記載の方法。
請求項14
前記活性領域を形成するステップおよび前記導波路領域を形成する各ステップ中に、前記第1の位置が前記n型導波路層内にあり、前記第2の位置が前記p型導波路層内にあり、前記第3の位置が前記n型導波路層内にあり、前記第4の位置が前記p型導波路層内にあるような形で、ドーピング濃度が調整される、請求項12に記載の方法。
請求項15
前記活性領域を形成するステップ、前記導波路領域を形成する各ステップ、および前記クラッド領域を形成する各ステップ中に、前記第1の位置が前記n型クラッド層内にあり、前記第2の位置が前記p型クラッド層内にあり、前記第3の位置が前記n型クラッド層内にあり、前記第4の位置が前記p型クラッド層内にあるような形で、ドーピング濃度が調整される、請求項12に記載の方法。
請求項16
前記活性領域を形成するステップが、前記活性領域と前記n型導波路層との間の前記境界面でドープされない部分と、前記活性領域と前記p型導波路層との間の前記境界面でドープされない部分とのうち少なくとも一方を形成するステップを含み、前記ドープされない部分が、p型ドーパントまたはn型ドーパントを含まない、請求項12に記載の方法。
請求項17
前記p型ドーパントがマグネシウム(Mg)を含み、前記n型ドーパントがシリコン(Si)を含む、請求項12に記載の方法。
請求項18
前記活性領域がインジウム窒化ガリウム(InGaN)であり、前記p型導波路層および前記n型導波路層が窒化ガリウム(GaN)であり、前記p型クラッド層および前記n型クラッド層がアルミニウム窒化ガリウム(AlGaN)である、請求項12に記載の方法。
請求項19
n型クラッド層と、前記n型クラッド層に隣接して形成されるn型導波路層と、前記n型導波路層に隣接して形成される活性領域と、前記活性領域に隣接して形成されるp型導波路層と、前記p型導波路層に隣接して形成されるp型クラッド層とを備えた、レーザー光を光記憶媒体へ向けるように構成された半導体レーザーの光源を備え、前記活性領域を横断するp型ドーパント濃度が、第1の位置での最小濃度から第2の位置での最大濃度まで増加するのと、前記活性領域を横断するn型ドーパント濃度が、第3の位置での最大濃度から第4の位置での最小濃度への減少するのとの少なくとも一方の形で、前記半導体レーザーの光源がドープされる、光学記憶装置であって、さらに前記光記憶媒体から反射した光を受光するように構成された受光器であって、前記光記憶媒体から反射した前記光が、前記光記憶媒体の上に保存された情報を表す受光器を、備えた光学記憶装置。
請求項20
p型ドーパント濃度が、前記n型クラッド層および前記n型導波路層のうちの一層の少なくとも一部分で最小濃度から、前記活性領域を横断して、前記p型導波路層および前記p型クラッド層のうちの一層の少なくとも一部分で最大濃度へ増加するような形でドープされるのと、n型ドーパント濃度が、前記n型クラッド層および前記n型導波路層のうちの一層の少なくとも一部分で最大濃度から、前記活性領域を横断して、前記p型導波路層および前記p型クラッド層のうちの一層の少なくとも一部分で最小濃度へ減少するような形でドープされるのとの少なくとも一方の形で、前記半導体レーザーの光源がドープされる、請求項19に記載の装置。
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